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サイトの基本理念



このサイトを作るのにあたって
 地学に関係したことで、見たり、聞いたり、作ったり、調べたり、考えたりしたことをまとめておきたいと考えて作ったのがこのサイトです。 したがって、内容については独断と偏見に満ちている部分があるかもしれません多々ありますが、そのつもりでお読みください。 特に、四方山話のコーナーでは注意を要する点がありますので、後述することにします。このようなこと以外にも、 テレビや新聞などでなされている地学に関係した報道を見ていると、誤った用語が使われていたり、誤った解説がなされていたり、 説明が不十分で物足りなかったりすることがよくあります。これに対しても、つっこみをいれられればという目標もあります。
 この部分といってもどこをさしているのかわかりにくいので、本文は部−章−節−項−段の構成とします。 ホームページ(道標)からリンクされているのが「部」、そこの表からリンクされているのが「章」とします。 したがって、このサイトは「章」の集まりで構成されていることとなります。「章」の中で大区分されているのが、「節」です。 「節」は数字によって番号付けしています。さらに細かく分かれていくことになりますが、このあたりからの分け方はかなりいいかげんになっています。

画像について
 サイト内の画像は、基本的には自分で撮影したか、作ったもののどちらかがほとんどです。一部引用したものがありますが、 その場合は引用元を本文中などに明記していますので参照ください。
 サイト開設初期のサーバの容量は10MBだったので、節約の意味で、写真等に強力な圧縮をかけていました。その分見苦しくなっているものもあります。 また、写真の代用として壁紙を作りました。現在は容量に余裕ができたので、 原板があるものは見やすいものに変えたいと思っています。写真で何かに使ってみたいということがありましたら、 原図(最大12Mpix)も残していますので、e-mailで連絡していただければ差し上げることもできます。
この節は2015.1.9に一部修正

著作権について
 文章を引用する場合に気を遣うのが著作権の問題です。一般的に著作権ばかりが注目されています。これと反しますが、 基本的人権として、「健全な文化を共有する権利」というものがあります。昔話や民謡、クラシック音楽などを自由に使えるのは、 この権利があるからです。この権利を無視したようなことばかりが強調されているのは非常に気になっています。
<詳しく知りたい方は「フリーソフトウェアと自由な社会」 Richerd M Stallman 2003年 アスキー 3200円 が参考になります。参照ください。>
 そこで、このサイトの引用についてですが、自由に使ってもらってかまいません、といいたいのですが、 上記文献に書かれているように、他の人が作ったような顔をして文章や図面(著作物)が出歩くと困りますので (まあないと思っていますが)、次の条件下で自由に使ってよいものとします。
 1.出典元を明記すること(ネットからでも可) 
 2.引用部の著作権は当方に帰属し、自由に設定できない
 3.1〜3の使用条件は引用しても引き継がれること
1〜3の条件は、著作者の権利により、使用条件として設定するものです。(自由に使ってもらうために使用制限をかける著作権が必要とは)。 ただし、サイト中に「出典を明記した上で掲載可」の資料を使っている場所が多くあります(本文中や近くに記載しています)。 この部分については著作権はあくまでも出典元にあります。ご利用には注意してください。
なお、引用においては、各自の自己責任で行ってください。
 それから、書かなくてもいいはずのことですが、そうも言ってられなくなったのでひとこと。 他人をからかい、誹謗中傷することに引用しないでください。引用は常識的な範囲で(といっても非常識な人には通用しないか)。[この段2014.8.8加筆]

「四方山話」と「ささやき」その他の各コーナーの関係について
 過去に興味があって調べたことなどを「四方山話」として書いていると、一つ一つが大きくなって、単発の小さな話題とバランスがとれなくなってきました。 そこで、最初に作った大きな話題を「四方山話」とし、軽い話題を「ささやき」にまとめることにしました。 複合的なものを「四方山話」、単発の話題を「ささやき」に入れています。どちらがどちらのなるのかわかりづらいのですが、 たとえていうと夏休みの研究レポートにあたるが「四方山話」、Q&Aコーナーに相当するのが「ささやき」、 また、文章サイズで10kbあたりが境界かなと思っています。 実際には「ささやき」に入れてもいい内容のものが「四方山話」に入っていたり、その逆もあります。
 「四方山話」のコーナーの各文については、考えたり調べたりしたことが主体となっています、そのため、独断と偏見が混ざっています(と思います)。 考えたきっかけについて以下に書いていますす。参考にしてください。
 「宝物」の石編と岩編の違いは、持てる物が「石」、持てないほど大きいか移動させると意味が変わる物が「岩」として扱っています。 成因とかについては一般的な記述物で確認できるような場合は、このコーナーではなく「散歩道の風景」で扱っています。この場合でも、 違いは厳密ではありません。「宝物」で扱った方がいい物が「風景」に有ったり、また、その逆もあります。
1.太陽柱と幻日
 上空の氷晶と太陽光線の関係で起こる大気光象について、調べたことをまとめました。2007年3月17日に幻日や太陽柱が見られたのが、 始まりです。日がさ・月がさと呼ばれるものが昔思っていたものと違ったこと、かなり頻繁に見られること、 いわれるようにすぐには雨にならないことなどがわかったことです。
2.太陽系再編
 元々冥王星は惑星としては変だといわれていたのですが、セドナが発見された頃から、冥王星は惑星に含められないのではといわれはじめてきました。 そこで、どうなのかということをまとめたりして載せようとしているうちに、結局、その通りになってしまいました。 まとめた分は載せてみるとして、決定の中でのDWARF PLANET(準惑星)というカテゴリーは必要ないのではという疑問がわいてきました。 かなりぼかして書いてしまったのでわかりづらくなっているかもしれませんが、考えてみるヒントになれば幸いです。
3.梅雨が起こる仕組み
 日本列島に梅雨があるのは、オホーツク海気団と小笠原気団の間にできるという解説がいまだになされています。 梅雨前線の本質についてきちんと述べられている資料が少ないのですが、前後の状況から判断できることをまとめてみました。 入梅前後の1ヶ月ほどの北半球のジェット気流の様子を追いかけてみる必要がありますが、毎年気がつけば入梅になっています。
4.地震と活断層
 初めは能登半島地震と活断層として書き始めたものです。地震が起こる度に、活断層がどこにあるのか事がよく話題になります。 能登半島地震の後にまとめたものを、大阪府北部の地震を機会に整理し直しました(まだ途中です)。
5.室生火山岩のなぞ
 大阪地学教師グループの仲間であった佐藤さん(三国ヶ丘高校退職)を中心に大台コルドロンと室生火山岩との関係がまとめられました。 教えてもらったことを自分なりに整理してみました。
6.日本海の形成
 縁海−島弧−海溝系の形成原因は、十分に説明されているとは考えられません。特殊な条件でのプレートのちぎれ(スラブ形成) という現象で説明できるのではという考えで書いてみました。短期間でできた西南日本弧についてはつじつまあっているようですが、 時間のかかったとされている東北日本弧まではうまくいっていると言い難いかもしれません。
 島弧−海溝系の形成原因については、最近、幾何学的方法で単純に説明できるのではないかという妄想にとりつかれています。 内容がまとまれば、続けて書くかもわかりません(高校教科書に載ったのでやめにします)。
 その後、フォッサマグナと糸魚川静岡構造線との混同が多いのでそのことについて書き始めたら大変なことになってしまいました。
7.和泉層群と中央構造線
 和泉層群の堆積盆がどのようにしてでき、なぜ移動したのかははっきりわかっているとは言い切れません。 中央構造線博物館のサイトに書かれていた、横ずれ断層の変位によって作られるという説明を詳しく検証してみました。
8.潮の満ち引きはなぜ起こる
 大阪地学教師グループの機関紙で、同題の説明を求められたことがありました。そのときの内容を元に、満ち引きの現象など、 いくつかの解説を加えまとめたのがこの文章です。
9.虹色は何色
 紫色になる波長の光は存在しないと考えています。その理由についてまとめてみました。
10.日食と月食
 12年5月の金環日食にあわせて、過去に調べたことを再度まとめ直してみました。その他の食現象も加えています。
11.地球は丸いのか
 地学の教科書に載っているのですが、さらに何かないかと考えてみたものです。学校でそう習ったからと答えられたときにはびっくりしました。
12.地球をめぐる大気の流れ
 教科書には大気の大循環モデルがのせられていますが、いうほど循環していないというのが率直な感想です。 それでも循環しているとしたらどう書けばいいのかを考えてみました。
13.海洋底は拡大しているのか
 教科書に海洋底の年代図とハワイから連なる火山島列の二つの図が並べて書かれているのを見て、二つの図が矛盾すると思ったのがきっかけです。 その後考えたことをまとめてみました。まだ細かいところまでは詰められていません。考えながら書いています。
14・15.天体観測をしよう
 教員時代は天文部の顧問をしていました。その時、指導のための簡単な入門書があればいいのにと感じ作ろうと思っていました。 遅まきながら何とかまとめてみました。ついでに、写真部の顧問もしていましたので、写真の撮り方についても載せておきます。
16.大気の上下運動と気温変化
 フェーン現象が、山の風上側で雨が降らないのに起こってることがきっかけで、調べたり考えたりしたことのまとめです。
17.四季の天気図
 気圧配置は天気を考える上で大事なのですが、ちょっとした違いで天気が変わってきます。 そのあたりも含めて、いろいろな気圧配置について整理してみました。



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