ヨッシンと地学の散歩 > 旅行記
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2015/08/09-11 日本海ど真中 隠岐


01 8/9 出発

 三陸の津波跡見学が決まって、仙台で前後の日の計画を立てようとしたけれども、うまくできませんでした。代わりに何かないかと、ツアーカタログを開いてみると、8月9日から2泊3日で隠岐諸島巡りというのがありました。お盆料金になっていてちょっと高めですが、予約もまだ可能なようなので申し込むことにします。隠岐のうち島後は35年ほど前にいったことがあります。目的は、どちらかというと石です。ツアーでは、そのようなところによりません。ちょっと趣が違っているでしょう。

02 8/9 島後 白島半島

 隠岐空港到着は20分遅れでした。荷物を受け取って、到着ゲートをでたところで、始めてツアーのメンバーが勢揃いします。人数は30人ほどです。家族連れや子供連れがいます。若い人もたくさん混ざっています。ちょっと離れた場所に、別会社のツアーグループも集合しています。人数はわれわれより少なめです。同じ飛行機でやってきたようです。

03 8/9 島後 水若酢神社

 白島海岸の次に向かうのは、水若酢神社です。この神社は隠岐国一宮になります。明神大社なのですがその意味が理解できていません。まずは鳥居です。
 参道を進んで行くと、最初に右側にあったのがトイレです。屋根が銅板葺きの立派な建物です。窓にカーテンがあるなど豪華です。男女識別のピクトグラムは平安貴族の装束でした。

04 8/9 島後 ローソク島

 次の目的地はローソク島観光です。水若酢神社周辺で時間を使っていたのは、ここの観光船の出発が午後6時だったからです。波が荒いと出発しないようで、欠航率が3割だそうです。青ヶ島は出航率が3割でした。たいしたことはありません。出航時刻が遅いのも、その時刻を聞いて納得です。日没が7時5分ですから、太陽をバックにローソク島を見ようということだったのです。昔来たときは、近くで見ることさえできなかった事を考えると、大きな違いです。

05 8/10 島後 奥津戸海岸

 星を見た後は、シャワーを浴びてから、寝ることにしました。時刻は11時です。
 翌朝早く目覚めたので、散歩に出かけます。今日の出発は7時40分なので6時半過ぎには戻ってきて食事をする必要があります。

06 8/10 島後から島前へ

 バスの出発は7時40分です。20分ほど走って、西郷港に行き、8時30分のフェリーで、島前中ノ島菱浦港まで行かないといけません。早いわけです。今日乗る予定のフェリーです。ローソク島を見たときの船もしらしまでした。

07 8/10 中ノ島

 中ノ島菱浦港から、バスで後鳥羽上皇行在所跡に行きます。車窓から村上家の屋敷が見えます。村上家は、流されてきた天皇のお世話役兼監視係を仰せつかった家柄だそうです。そういえば、水若酢神社の近くに村上家シャクナゲ園というのがありました。花は咲いていないようなので見ませんでしたが、同じ名字なのは何か関係あるのでしょうか。

08 8/10 知夫里島

 中ノ島の観光は、行在所跡を見た後、後鳥羽院資料館も見学しました。その後、バスで菱浦港に戻ります。ここからはチャーター船で次の目的地に向かう予定です。チャーター船です。

09 8/10 西ノ島国賀海岸

 来居港まで戻ってきました。再びチャーター船に乗り国賀海岸に向かいます。一応自由席なのですが、みんな最初に座った席に着いています。この船は、デッキに出ることが可能なので、すぐに外で見ることにしました。西ノ島の西岸に海食崖が続きます。外海にあたるので波が強くあたるようです。マグマが割り込んだ跡などがきれいに見えます。これは岩脈といいます。枝分かれしているようにも見えます。

10    西ノ島

 浦郷港に戻ったら今日の観光は終了です。雲が出てきていますので、星が見られるかどうかわかりませんが、場所探しを兼ねて周辺を歩いてみることにします。宿の奥にバスの駐車場があってちょっと開けているのですが、真ん中に街灯があります。点灯していれば影響でます。入口の前に機材のおけそうなところがありますが、周りが背の高い草で囲まれています。蚊が多そうなので却下です。結局、駐車場がだめなら、入口横の船着き場ぐらいしかなさそうです。

11 8/11 再び島後

 島後に戻って、再びバスで島内観光です。まずは、屋那の松原・船小屋群に行きます。途中初日の宿の近くを通りました。バスから見えてきた船小屋群です。船着き場に小屋を作って屋根で覆っています。船だけが入れる構造です。

12 8/11 西郷そして帰阪

 玉若酢命神社の後は、西郷港周辺で昼食です。出発まで2時間近くあります。食事買い物以外に何かできそうです。
 ターミナルのようなところでバスを降りますが、路線バスの前に立ちふさがったような形になり、気分的にいやだったので、路線バスの直前を横断したら、ガイドさんに「あぶない」といわれてしまいました。一応、降車客がいるのを確認して、合図をしてわたったのですが。

水分補給と塩分補給

 最近、めっきり涼しくなって心配する必要がなくなってきたのですが、隠岐では、添乗員さんに飲料水を持っておくようことあるごとにいわれました。昔からあまりのどが渇いた感じがしないほうなので、水を持ち歩くことはあまりありませんでした。逆に、ジュースなどを飲むとかえってのどが渇くことが多く、ここから水分を補給しようという考えはありません。



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