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2015/12/13-15流星群ツアー


01 いきさつと準備

 9月に旅行会社から届いたパンフレットに、ふたご座流星群を見ようというのが書かれているのが目に入ってきました。流星群を見に泊まりがけで出かけるのも悪くないと思っていたので検討することにしました。

02 12/13 出発

 ツアーは13日に出発です。伊丹空港9時30分の鹿児島行きの飛行機に乗ります。そのため、集合は1時間前の8時半です。大東島に比べて集合が40分だけ遅いのですが、伊丹ということで、2時間近くゆっくりと家を出ることができます。

03 12/13 与論島へ

 与論行き飛行機の座席は、右窓側です。天気も回復していますので景色はよく見えるでしょう。車輪の格納庫が視界を遮っているのは難点です。
 離陸直後に見えた霧島山です。地上で見るよりくっきり見えます。

04 12/13 与論島着陸

 見えてきた島に近づいてきました。何となく脇をかすめるようにも見えます。島を周りながら、南側から空港に侵入する場合、島をまわる必要があります。そのコースをとっているのかも知れません。どちらなのでしょうか。滑走路は島の向こう側に見えています。

05 12/13 与論島 ユンヌ楽園1

 ユンヌ楽園は、亜熱帯植物園ということですが、それ以外にも、与論島の古民家が残されています。屋根は藁葺きなのですが、上向きに葺いているのが気になりました。節に水がたまりそうな気がします。

06 12/13 与論島 ユンヌ楽園2

 ユンヌ楽園は、亜熱帯植物園ということです。植物のいくつかを紹介します。
 代表的なのはブーゲンビリアです。色とりどりの花が咲いていました。

07 12/13 ユンヌ楽園から与論城跡へ

 ユンヌ楽園で見られる植物を紹介します。
 花なのか新芽なのかよくわからないものです。どちらでしょう。ショウガの仲間のようです。

08 12/13 与論島 与論城跡1

 道路をまがってすぐにバスを降ります。ここから歩いて城跡の方に行きます。まだ上り坂は続いていきますが、だいぶなだらかになっています。すぐ左手に、広場があり木が組まれています。ここは、沖縄本島辺戸岬との間でかがり火をたきあって沖縄復帰運動をした場所だそうです。

09 12/13 与論城跡2 琴平神社

 城跡の道を進んでいくと、神社とその下に土俵が見えてきます。土俵では奉納相撲が行われます。

10 12/13 与論城跡3

 与論城の形は龍の形をしているそうです。上から見た形なのでしょう。その頭の部分と手の部分に行きます
 頭の部分です。小高い丘になっています。

11 12/13 与論島兼母海岸1

 与論島にはホテルといえるものは、これから泊まろうとしているところしかないそうです。バスで来る途中にホテルが1つ見えましたが、やっていなさそうでした。

12 12/13 与論島兼母海岸2

 遊歩道も、明日また来そうなので、ざっと見るだけにします。足元はすぐに海で、岩に打ちつける波が見えます。

13 12/13 茶花港 星見1

 部屋のある建物に戻ります。途中灯台が見えます。観測にどの程度影響するのか気になります。

14 12/13-14 与論島 茶花港星見2 流星

 ここまでも、たくさんの流星を見ています。これから本格的に撮影することにします。流星観測にも専念できます。今まで写真を撮っていたカメラを1号機とします。最初にセットした撮影範囲です。中央やや右上にぎょしゃ座、右端下寄りにおうし座、下側中央から左側にかけてふたご座が入っています。時刻は23時20分です。

15 12/14 茶花港・プリシア

 部屋に戻って、カイロの処理をします。ビニール袋に入れておくと反応を停止させる事ができるというので、袋に入れます。その後は、1時間半ほど寝ました。あと2つ気がかりなものがあります。彗星と南十字星です。

16 12/14 与論島ハイク15km プリシア−ヨロン駅

 ツアー2日目の昼間は、ハイキングをすることになっています。8時30分に本館前に集合です。建物の前の木に鳥がやってきています。昨日見たシロハラです。

17 12/14 与論島ハイク15km 尾道・与論港

 ヨロン駅から続く遊歩道を尾道(ビドゥ)というそうです。地名なのかも知れません。ここを歩いて行きます。道の入口あたりから見下ろした海です。岩礁がたくさんあります。

18 12/14 与論島ハイク15km 与論港から与論城跡

 与論港はほとんど素通りです。道脇のアダンの実が色づいていました。パイナップルとよく似ています。とって食べようとした人がいました。

19 12/14 与論島ハイク15km 与論城から前浜

坂を登り切ったところの標高は約60mです。見晴がすばらしいです。元来た道の方を振り返ってみました。

20 12/14 与論島ハイク15km 赤崎から大金久海岸へ

 島の周回は続きます。町外れの道沿いの塀の上に甕が固定されています。どういう意味があるのでしょうか。この後、岩の上とかいろいろなところに甕を見ました。

21 12/14 与論島ハイク15km 大金久海岸

 大金久海岸の沖の珊瑚礁は、海岸から遠く離れています。浅くエメラルドグリーンの海が広がって見えます。

22 12/14 与論島ハイク15km 百合が浜遊覧1

 ここで、遊覧船に乗るとは予想外でした。ツアーでどこそこと書かれていも遠くから見るだけの事が多いからです。百合が浜もそれで見るだけだろう。ましてや砂浜に上陸どころか近づくこともないと思っていました。

23 12/14 与論島ハイク15km 与論島百合が浜遊覧2

 船長さんから百合ヶ浜上陸の許可が下りました。ただし条件付です。それは、服が濡れるかも知れないということです。膝上までたくし上げておけば、服を濡らす心配はないが高波が来ると保証はできないとのことです。もう一つ沖側は急に深くなるので行かないことです。みんなは、早速靴・靴下を脱いでズボンをたくし上げて準備しています。砂地はでてるというものの、まだ波を被っている時間の方が多いようです。

24 12/14 与論島ハイク15km 大金久海岸から皆田へ

 出発の前に、添乗員さんから連絡があります。次の休憩予定地の皆田海岸で、リタイヤするとバスで宿にまで送ってくれるようになっている。以後リタイヤす場合は、自分でタクシーとかを拾うしかない。皆田でリタイヤするかどうかを、そこにつくまでの間に聞くので考えておいて欲しいとのことです。

25 12/14 与論島ハイク15km 皆田海岸

 皆田海岸に着きました。しばらく海から離れていたのですが、久々に海が見えました。

26 12/14 与論島ハイク15km 寺崎海岸

 ハイクの予定コースは、ここから真っ直ぐ島を横切ることになっています。この場合、途中みるものは何もないということです。海岸沿いを行かないのは、途中にトイレがなかったらで、最近できたとのことです。ガイドさんの一存で、海岸沿いのコースになりました。

15km 寺崎漁港から宇勝海岸

 岩場を抜けたところは漁港のようになっていました。漁船を引き上げる坂があります。

28 12/14 与論島ハイク15km 宇勝からプリシ

 ここから、海岸から離れる道をとります。海ともしばらくお別れです。珊瑚礁が海岸に一番近いのはこのあたりだそうです。

29 12/14-15 与論島 茶花港・プリシア

 宿に戻ってからすることがいくつかあります。まず、カメラの小物が入った袋の確認です。部屋に忘れていました。落としたのではなくて一安心です。
 足のまめのケアもあります。いたかったところを見たのですが、豆がつぶれたような形跡はありませんでした。なぜ痛んだのかは不明です。

30 12/15 与論島 茶花

 今日のツアーの予定は、昼まで自由行動だそうです。決められているのは、チェクアウト11時と出発時刻です。出発時刻があやふやだったので、近くの人に聞いたら11時半といわれました。

31 12/15 与論島 プリシア

 宿に戻ったのですが、聞いたのと出発時刻が違っていたようです。まだ1時間くらい自由時間があります。一番近い海岸の方に行って見ることにします。ここは、宿のプライベートビーチのようになっています。波が砂浜に、きれいな模様を作っています。

32 12/15 与論空港から鹿児島空港

 宿から、空港までは宿の車で送ってもらいます。今日は9kmコースの人たちといっしょです。荷物は荷物用に車に乗せて、バスで移動します。空港でチケットを受け取り、荷物を預けます。終わったら、飛行機の到着を見ようとデッキに上がったのですが、飛行機は到着したあとでした。

33 12/15 鹿児島空港から大阪へ

 飛行機の席は、今度は右窓側です。窓側通路側と交互になるように配慮してくれているようです。右側・左側というのも交互のようです。
 となりの人が、スマホを見ています。ツアーでいっしょだった人に、見た景色を水彩画に描いている人がいました。ブログにアップしているというので見ていたようです。CAさんは何も言わなかったけれどもよかったのでしょうか。

34 UFO?

 家に帰ってから、流星が写っていないかと確認していたら、奇妙なものがいくつか見つかりました。そのうちの、最も典型的なものです。中央部やや上寄りに、わずかに横に延びる筋となっています。この位置に星がないことは、今回載せる3枚目の写真と比べてみることでわかります。13日23時45分から4分間8枚の写真を合成しています。

35 感想・その他

<ツアーについて>
 流星群を見る目的で、与論島のツアーに申し込みました。別にどこでもよかったのですが、交通手段と宿の確保が容易だったのが理由です。ハイキングと流星群観測の組み合わせはちょっときついとは思います。天気が完璧ではなかったため余裕ができましたが、一晩見ていたらどうだったかはわかりません。ハイクの出発時刻がもう1時間ほど遅ければ、朝に仮眠をとることができたかなと思います。



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