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2016/02/01-06島津氏膝元駆抜る


01 計画と準備

 冬の寒い時期は、南の暖かいところに行きたくなります。昨年は四国に行きましたので、今年は九州南部にします。自家用車でまわることにします。九州へは、夜行フェリーがあります。これで運んでもらってぐるっと回ってから帰ってくることにします。南九州へは、志布志に行くものと、宮崎に行くものと2種類あります。どちらでもよかったのですが、往復とも宮崎までの便を使うことにします。志布志は何となく不便なような気がしたからです。といっても車だとそんなに変わりはありません。フェリーを予約してわかったのですが、早割というのが使えば新幹線で鹿児島まで行くのとほとんど変わらない料金で車を運んでくれます。当然この中には運転手の料金も含まれています。

02 2/1 大阪出発

 1月の終わりに最強寒波といわれるものがやってきました。えびの高原の雪が心配です。その後はしばらく暖かかったので、問題はなさそうです。一応確認した所大丈夫だとのことでした。ところが出発直前になって、週間予報を見ると、えびの高原に行く予定日の都城の天気は曇りのち雨で気温は2℃となっています。高原の道路は雪が積もっていたり、凍結していたりする可能性があります。

03 2/2 宮崎到着

 船は寝ている間走り続けます。目が覚めて、景色を見たのですがはるか前方に陸地らしきものがうっすらと見えるだけです。月が見えますが、水平線近くは雲がたくさんあります。

04 2/2 日南海岸 堀切峠

 再び、正しい道に戻り有料道路に入ります。道を確認したいのですが、カーナビの画面は、太陽の光で光って何も見えません。とりあえず、日南方面の標識を頼りに進んで行きます。途中、青島方面への分岐がありました。青島へは一度来たことがあるのでパスします。そのままバイパスを進んで行きます。峠を越えたところで広い駐車スペースがあります。堀切峠と思って入ったのですが、それはまだまだ先で、青島パーキングという所でした。それがわかったのはこの後だいぶ走ってからでした。この国道沿いには、「とるぱ」と呼ぶ、近くに駐車場が設けられている撮影スポットがいくつかあるようです。ここはその一つのようです。指示に従って高台に登ってみます。海岸に青島が見えます。

05 2/2 日南海岸 鵜戸神宮へ

 道の駅からさらに南下を続けます。すぐに、旧道からバイパスに戻ります。しばらく走ると、海側に広い駐車スペースがあります。イルカ岬パーキングです。海が見えそうなので寄っていくことにします。
 駐車スペースの車止めに使われている石は、奇妙な模様が入っています。カバの皮膚みたいです。岩石にできたクラックから不純物がしみこんで岩石の風化に差が生じそのためにできた模様にも見えます。石灰岩の角礫の入り方は人工的のようにも見えます。

06 2/2 鵜戸神宮1

 八丁坂の石段は真ん中がへこんでいます。すり減ってこのようになったもののように見えます。後で調べてわかったのは、八丁坂は鵜戸神宮へお参りする本参道で、参拝客のためにすり減ったものだそうです。

07 2/2 鵜戸神宮2

 ウサギの石像を見ながら進んで行くと、そり橋が見えてきます。橋は、玉橋または神橋と呼ばれ、釘を使わずに作られているそうです。さらにその先にある洞窟に、本殿らしき建物が見えてきました。

08 2/2 鵜戸神宮3

 鵜戸神宮山門横の小さな門をくぐったところにある狛犬です。1828年に土砂崩れにより海中に埋没していたものを引き上げ修復したもの(説明文のまま)だそうです。古そうな感じがします。

09 2/2 日南海岸鵜戸崎

 鵜戸神宮山門の向かい側の山の崖には磨崖仏が彫られています。鵜戸神宮に面した側には不動明王があります。突き出した岩に彫られているようです。

10 2/2 日南市飫肥 大手門通り

 鵜戸神宮から、日南市の方に向けて車を走らせていると、飫肥の方に向かう分岐があります。そちらに入って進みます。どこをどう走っているのかよくわからず適当に走らせた割には飫肥に到着しました。観光駐車場に車を止めます。

11 2/2 日南市 飫肥城

 豫章館から飫肥城に向かいます。大手門の前には堀の跡が見られます。

12 2/2 日南市 飫肥城と武家屋敷通り

 飫肥城大手門から旧本丸に向かう道と松尾の丸への道の分岐付近にピンク色の花が咲いています。梅だと思っていたのですが、よく見ると桜でした。日南寒咲一号という品種だそうです。

13 2/2 日南市飫肥 武家通から商人通

 飫肥城大手門通りを南下する途中にあるのが、旧山本猪平家です。明治末期の商家の本宅で、建築当時のまま残されているそうです。

14 2/2 日南市飫肥 商人通り

 本町商人通りを東に進んだところにあるのが、旧高橋源次郎家です。元士族だった人の家です。明治中期の建物だそうです。通りから塀を見ています。

15 2/2 日南市 飫肥から油津へ

 飫肥の町には、屋敷に沿って水路が張り巡らされ様々な用途に使われていたようです。水路のある後町通りです。

16 2/2 日南市油津から志布志市へ

 見向きもされていなかったレンガ建ての建物のとなりに銅板で覆われた建物があります。杉村金物店と書かれています。昭和初期の建物です。レンガ建ての建物は店の倉庫で大正期のものだそうです。

17 2/2 志布志市ダグリ岬 星

 宿は、串間市から志布志市に入ってすぐのダグリ岬です。宿の駐車場には車がいっぱい駐まっています。宿泊客が多いのかと思ったら、ほとんどが日帰り入浴客のようです。

18 2/3 志布志市ダグリ岬1

 「ダグリ岬」というのは奇妙な名前です。その由来は、志布志藩が藩内に出入りする荷駄をチェックするために、荷物を積み替えさせたことによるものだそうです。荷物を別の馬に積み替える事を「駄繰る」と呼ぶことが語源です。
 ダグリ岬は先端に展望台があり、そこまで行く遊歩道があります。早朝の散歩がてらいってみることにします。

19 2/3 ダグリ岬2

 展望台から岬の先端までまだ少しあります。岬の先端部です。馬の背状になっていて通り抜けるのは大変そうです。

20 2/3 志布志市城跡1

 宿でもらったパンフレットに志布志町あるきマップがあります。それによると、市街地の北東部に城跡がありその周りに武家屋敷とかがたくさん残されているようです。よっていくことにします。
 志布志小学校横の公民館前に観光駐車場があります。ここに車を駐めます。だいぶ歩きそうなので自転車でまわろうかなとも思ったのですが、歩いて行くことにしました。

21 2/3 志布志市城跡2

 駐車場から西に進んでいくと、松尾城の南側を通る道になります。道を挟んで、松尾城跡の反対側の山は高城跡になります。この方向も、武家屋敷のたくさん残されている地域になります。
 少し進むと道路の北側に、涌水のでているところがあります。パンフには湧水群と書かれている場所です。

22 2/3 志布志市城跡3

 志布志小学校の横にあったのが若宮神社です。神社というよりお寺のような建物です。拝殿・本殿という並びになっているので神社なのでしょう。

23 2/3 志布志市→南大隅町

 志布志市の中心部にもいくつか見所はあるようですが、今日の目的地佐多岬に向かうことにします。コースとしては、大隅半島の西海岸に沿って進むのが良さそうです。まずは大隅半島を横断しないといけません。結構距離があります。鹿屋市あたりで休憩を入れようとしました。物産館があるみたいなので入っていこうとしたら、正面に自衛隊航空基地の守衛門がありましたのでやめました。結局休めるところがなく、大隅半島を横断してしまいました。

24 2/3 大隅半島佐多岬へ

 道の駅からさらに南下を続けます。40分ほど走るとふれあいパーク佐田に着きます。烏賊浦という場所です。駐車場・トイレ・展望台があるだけですが、ちらっとのぞいていきます。展望台から南側には島が見えます。噴煙を上げています。薩摩硫黄島です。

25 2/3 大隅半島佐多岬遊歩道

 最南端の地までここから800mだそうです。あるいていると、途中に神社があります。御崎神社です。

26 2/3 大隅半島佐多岬

 展望台のあるところも広場になっています。まだ整備中のようです。周りは仮の柵のようです。北側の山の方向です。

27 2/3 南大隅町台場公園

 佐多岬から伊座敷に戻ってからのルートをどうとるかが問題です。宿は大隅半島の東側にあります。このまま、東側に抜ける道と、来た道を引き返し途中から国道を通って東海岸に抜ける道、半島の真ん中を突っ切る道です。東海岸の道は狭く曲がりくねっていて大変そうです。真ん中のルート沿いは何もなさそうです。来た道を帰るのは、普通ならやりたくないところです。ただ、来るときに、砲台跡と書かれていたところは、行きすぎた上に後続車がいたのでそのまま通り過ぎています。他にも滝があるとか書かれているところもありました。佐多岬優先で通り過ごしています。見落としたところを、見直しながら戻っていくことにします。

28 2/3 錦江町神川大滝公園1

 神川大滝公園は、道の駅の近くから県道を上り、山に登り始める手前から川沿いに進む道をいった突き当たりにあります。工事をしていて、一部は通れなくなっていました。
 進んできた道の両側はものすごく切り立っています。火砕流台地を削ってできた谷のようです。

29 2/3 錦江町神川大滝公園2

 階段をあがったところから見た、小滝の滝口です。急に落ち込んでいます。

30 2/3 錦江町から内之浦町へ

 神川大滝で思ったより時間がかかってしまいました。そろそろ宿に向かわないといけません。ここからの道は、国道まで戻るか、県道を逆に進み山の中で国道に合流するか、県道から山の中を北上し途中から直接内之浦町に行く道に入るかのどれかです。
 1番目の戻るのは遠回りになりそうです。3番目の道は、たくさんの道が入り組んでいて間違えそうです。2番目の道で行くことにします。

31 2/4 内之浦町

 内之浦の散歩に出かけることにします。まずは海岸に出てみます。深い入り江に砂浜が広がっています。

32 2/4 内之浦町宇宙空間観測所1

 食事を済ませます。聞こえてくる会話から想像すると、宿の宿泊者の大半はJAXA関係者が多いようです。みんな早くに出発していきました。宿泊代を支払います。ここの公共の宿のグループは、2ヵ所で宿泊すると次回10%引きの割引券がもらえるキャンペーンを行っています。壱岐とダグリ岬で2泊したので割引券をもらっています。どこで使おうか迷ったのですがここで使うことにしました。お土産も買って出発します。

33 2/4 内之浦町宇宙空間観測所2

 衛星ヶ丘展望台から少し下ったところにあるのが、衛星追跡センターとコントロールセンターです。道路を挟んで向かい合ってあります。
 衛星追跡センターにある34mパラボラアンテナです。他にも変わった形のアンテナのような物があります。

34 2/4 内之浦町宇宙空間観測所3

 守衛室での説明に従って、M(ミュー)センターに行きます。いったん守衛室の前を通って外に出ることになります。守衛室の内側では桜が咲いています。ロケット桜というそうです。そういう品種なのでしょうか。

35 2/4 桜島

 今日の行動を考えます。宿は、薩摩半島の東シナ海側です。鹿児島県を横断する形になります。薩摩半島では、知覧の武家屋敷には寄って見たいと思っています。枕崎にも興味があります。あと鹿児島市内の薩摩藩関係の施設も何か見ておきたいものです。とりあえず鹿児島まで行くことになります。コースは大きく二つ、高速道路で行くのと、桜島からフェリーで抜ける方法です。高速道路の方が早そうですが、大きく迂回するのでそれほど時間の短縮にはならないでしょう。高速道路はただ走るだけになります。これももう一つです。桜島コースで行くことにします。

36 2/4 桜島から仙巌園

 フェリーに乗っている間に軽くそばでも食べようかと思ったのですが、所要時間が15分で食べ切れそうになかったので食べませんでした。
 デッキに出ると後方には桜島が見えます。今は噴煙が少ないようです。

37 2/4 鹿児島市仙巌園1

 仙巌園に入って正面に大きな大砲が見えます。明治維新の頃の150ポンド砲を復元したものだそうです。

38 2/4 鹿児島市仙巌園2

 桜島の見えたところから海側は、さらに一段低くなっていて、庭園風の、木や灯籠、石が配置されています。

39 2/4 鹿児島市仙巌園・尚古集成館

 仙巌園には、明治日本の産業革命遺産に関連した施設がいくつか見られます。世界遺産として登録されたばかりです。
 御殿の上にある濾過池です、明治40年に作られたので、産業革命遺産とは結びつかないようです。

40 2/4 知覧町へ

 次に行きたいのは、知覧町です。武家屋敷やその庭園、通りなどが保存されています。他にも特攻関係の見学所があります。仙巌園からは鹿児島市内を通り抜ける形になります。市内の混雑具合がわからないので通るのは避けたいのですが、迂回路となる高速道路へは、反対側にかなり戻らないといけません。ガソリンも少なくなってきているので、どこかで補充したいこともあります。市内を通り抜けることにします。この感じでは、枕崎方面に足を延ばすのは無理でしょう。

41 2/4 知覧町から日置市吹上へ

 知覧町武家屋敷通りの枡形を曲がったところに、トラックが駐まっていて、わらのようなものを載せています。かやぶき屋根に使うカヤのようです。

42 2/4-5 日置市吹上1

 宿に着いてから、チェックインをするときに明日の天気が書かれているのをみました。曇りのち晴れです。出発前の予報とは違っています。これだとえびの高原には雪の心配もなく上がれそうです。

43 2/5 日置市吹上2

 海岸沿いの少し高くなったところにある松林まで道が続いています。ここから宿のあるところまで1kmほどが上り坂になっています。この部分が砂丘の本体のようです。

44 2/5 日置市黒川洞穴

 今日の宿泊地はえびの高原です。薩摩川内市から川内川に沿って遡っていくルートをとることにします。川内市までは海岸に沿って進んで行きます。途中、ここによりたいというところは今のところありません。標識を見ながら興味があれば寄っていくことにします。

45 2/5 日置市伊集院

 黒川洞穴から次に向かうところを考えます。来た道を引き返しても良いのですが、それより北に進んで伊集院に抜ける方が良さそうです。伊集院に行きます。日置の国道から入ってきた県道をその方向に進んでいけば伊集院に行くことができます。

46 2/5 日置市伊集院城山

 城山には、神明城以外にもいくつかの施設跡があります。井戸の跡だそうです。堀のようにも見えます。一宇治城には、全部で3つの井戸跡があるそうです。

47 2/5 日置市江口浜

 伊集院からいったん海岸に出ることにします。そのまま国道を進んでも良いのですが、観光案内所で江口浜へ抜ける道を教えてもらっています。吹上砂丘の北端も見たいのもありこちらの道を進むことにします。
 途中の道は詳しく教えてもらっています。ここの交差点は左ではなく右に曲がるようにとか細かい指示がありました。おかげで迷うことなく江口浜に到着です。

48 2/5 さつま町から伊佐市

 江口浜から先の予定は、ほとんどありません。川内川沿いに曽木の滝というのがあります。できればよっていきたいと考えているくらいです。いちき串木野市で何かあればと思い高速道路に入らず一般道を走らせました。けっきょく何もなく通り過ぎていきました。川内市もなにもなくスルーで、川沿いにのぼっていきます。さつま町でホタル船と書かれている案内がありました。何なのか気になります。寄り道します。

49 2/5 伊佐市曽木の滝1

 導水路を見たところから橋を渡り、川の上流側に少し進んだところに曽木の滝駐車場があります。このあたりは、滝口からもかなり高いところにあって、少し歩いて行かないと滝の全貌を見ることはできません。やっと見えてきた滝です。向こう側に手前に落ち込む滝がありますが、こちらから向こうに向かって落ち込む川の流れもあるようです。

50 2/5 伊佐市曽木の滝2

 滝の上流側の岩場です。表面に六角形の割れ目ができています、柱状節理の上面にできる模様に似ています。

51 2/5 伊佐市曽木の滝・発電所

 曽木の滝付近では、流れの落差を利用して、発電所が作られています。関連の施設を見ていくことにします。曽木の滝の駐車場側には、発電所への導水路があります。水量が多いせいか、水路から水があふれ出しています。

52 2/5 湧水町栗野駅

 曽木からの国道は、大口の方に大きく迂回しています。川内川に沿って真っ直ぐ進む県道があります。これもちょっと遠回りです。現在いるのは地図に書かれている広域農道みたいです。このまま真っ直ぐ突っ切るという方法もあります。問題は、一度川内川を渡らないといけないのですが、地図には橋が書かれていないことです。何とかなるだろう、ということで真っ直ぐ突っ切りました。適当に走っている内に湧水町の中心部に着きました。

53 2/5 湧水町丸池からえびの高原へ

 さいらい橋から南側には、大きな池が見えます。水面にはさざ波が立っていて、どこかから水がわき上がってきているような感じはしません。真ん中付近のエメラルドグリーン色をした所は、水底がかき混ぜられているような感じがします。奥から流れ込んでくる川がありますが、流れ出す水量に比べたらはるかに小さな川です。

54 2/5 えびの高原 星

 えびの高原の宿には暗くなる前につきました。目の前にスケートリンクがあります。照明装置が何本か立っています。これがついていると星を見ることはできません。夜間は営業していないようですが、どうなるのでしょうか。
 宿の大浴場は改修工事のため、男女別に入浴時間を区切って入れ替え制になっています。食事を先に済ませると、女性の入浴時間になります。次の入浴できる時間帯は星を見ている時間になります。それほど時間はないのですが、先に入浴してから食事にします。

55 2/6 えびの高原

 朝のえびの高原を歩いてみることにします。時間は1時間弱あります。不動池までのコースがちょうど良いようです。
 昨晩星を見ていた駐車場の手前に温泉水を流しているところがあります。マップには足湯と書かれています。前来たときはなかったような気がします。

56 2/6 霧島硫黄山

 宿に戻って朝食時間の書かれた紙を見ると、聞いたのより30分早い時間が書かれていました。食堂では、聞いた時間で待っていたとのことです。書き間違いだったようです。時間を間違えたのかと一瞬焦りました。

57 2/6 霧島山大浪池

 硫黄山登山口から少し引き返し、霧島山の南側に向かう道に入ります。峠を越えたあたりで、大浪池登山口と書かれた場所に着きます。車を駐めるスペースがありますので、駐めて様子を見ることにします。

58 2/6 霧島山高千穂河原へ

 大浪池登山口からは高千穂河原を目指します。途中地肌がむき出しになっていて、噴気が見られるところがあります。新燃岳の麓あたりになるのですが、山は見えません。

59 2/6 霧島山 御鉢から高千穂峰

 そのまま登り続けているとロープがあります。向こうに行くなということではなく、その向こうが正規の道なのでこちら側は入ってはいけないところだったようです。間違って入った登り口の方も規制して欲しかったです。

60 2/6 霧島山高千穂峰

 御鉢周回路への分岐から、高千穂峰方面はいったん下り坂になりすぐに鞍部にでます。背門丘(せもと)と呼ばれる場所です。標識の周りにケルンが積まれています。他にも何カ所かあります。

61 2/6 高千穂峰下山

 高千穂峰からの遠景です。かすんでいてどこが見えているのかよく分かりません。来るときに宮崎港から高千穂峰が見えていましたので、宮崎港が見えても良いのですが、よくわかりません。

62 2/6 霧島山 千里ヶ滝・丸尾滝

 霧島温泉の近くに、丸尾滝というのがあって、探勝路もあるそうです。次はそちらに行くことにします。来た道を引き返すことになります。どんどん進んで行くと、左側に行けば滝があると書かれた標識にであいます。その通り進んで行きます。目的の滝と思っていたのですが、別のもので千里ヶ滝というそうです。駐車場に車を駐め歩いて行きます。200mほど降りると滝に着くと書かれていましたが、道のりが200mでなく高さが200m降りたような感じがします。滝は見えるのですが、木の間からで、展望所のような所はないようです。

63 2/6 霧島山霧島神宮へ

 次に見たいのは御池です。来た道を引き返すことになります。途中に霧島神宮がありました。こちらにによってから行くことにします。
 車を走らせていると右手に桜島が見えます。駐めてゆっくり見るところがないか探していたら道の駅がありました。ここで、景色を眺めていきます。先ほど見えていた桜島です。少しかすんでいます。

64 2/6 霧島神宮・御池

 霧島神宮の拝殿を横から見たところです。本殿を囲むように塀が作られています。

65 2/6 都城市関之尾滝

 だいたい霧島山で回れそうな所はまわったようです。いったん山を降りることにします。あと1ヵ所くらいは寄れそうです。都城に島津家の関係する建物があるようなのでそれを目指します。都城に抜けるためには、再び大きく戻らないといけないのかと思っていたのですが、小池の手前から行けるようです。この道を進んでいきます。だいぶ山を降りたところで、関之尾滝方向を示す標識があります。興味が出てきました。再び山を登るのなら時間がなくなりますがそうでもないようです。指示のある道に沿って進んで行きますが、どこをどう走っているのかよく分かりません。一度T字路に突き当たったのですが、そこには曲がる方向を示す標識がありません。関之尾と書かれていることだけを頼りに左折しました。相変わらず、場所が分からないまま車を走らせています。道脇にある、シラスの崖が気になります。

66 2/6 都城市関之尾公園

 遊歩道は滝の上流側に続いています。そに沿って水路があります。北前用水路というそうです。

67 2/6 宮崎港から帰阪

 そろそろ、宮崎港に向かわないといけない時刻になっています。いったん都城市街地にでることにします。来た道を引き返すのではなく、関之尾公園を迂回するように進んでも町にいくこともできるみたいなのでそちらからいきます。この道は鹿児島県に入ったり宮崎県に入ったりを繰り返します。県境を走っているのですね。公園を回った後はずっと宮崎県です。相変わらずどこを走らせているかよく分からないまま進んで行きます。都城市街地は避けたかったのですが、駅前を通ってしまいました。意外と道路は空いています。

68 2/6 まとめなど

 見て考えたこと、次回に向けて改善した方がいいことなど色々思いつくままに。

<滝について>
 今回の旅行中にいくつかの滝を見ました。神川の滝、曽木の滝、千里ヶ滝、丸尾の滝、関之尾の滝です。千里ヶ滝をのぞいて、だいたい似たような感じの滝でした。滝ではないのですがさつま町鶴田のホタル舟の場所も同じ感じでした。どのように似ているかということと、どうしてそのようになったのかということをまとめてみます。



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