ヨッシンと地学の散歩 > 旅行記
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3度目の東関東 2016/12/02-05


01   出発まで

 去年は紅葉を見に行き損ねました。今年は、何かないかと考えていたのですが、どこといって計画はうまく立てられません。 旅行会社のパンフを見ていたら、房総半島の方で紅葉の写ってる写真と案内がありました。 期日は12月2日からで、時期的にはちょっと遅いかもしれません。 立ち寄るところに関しては、最近有名になってきた場所で、房総半島では行ったことのない所ばかりです。 これだけでも興味があります。申込者が少なく催行中止ななる可能性があります。 何日かは眺めていたのですが、結局、問い合わせ多数の状態で申し込むことにしました。

02 12/2 大阪から海ほたるまで

 朝7時過ぎに家を出て、集合場所へ時間ちょっと前に着きました。ここで送られてきた書類を見せることになっています。カバンの中を探したのですが書類は見当たりません。名前で到着を確認してもらいました。参加人数は20人ちょっとだそうです。ツアーバッジをもらってから20分ほど自由時間になります。新幹線の座席表をもらってから、ホームに向かいます。今回も席はC列で通路側になります。車内ではおとなしく本を読むことにします。

03 12/2 海ほたる

 海ほたるから東京方面をみて、一番目だっているのが、スカイツリーです。現地ではわからなかったのですが、背景にかすかに山が写っています。左の橋の上に見えるのが男体山、ツリーとの間にあるのが大小真名子山、ツリーのすぐ右側にあるのが女峰山のようです。

04 12/2 海ほたるから君津市濃溝の滝

 海ほたるの次は濃溝の滝に向かいます。明日は養老渓谷です。紅葉の状態が気になります。ツアー仲間でも気にしている人がいました。小田原を出てから見た山の景色では、葉っぱが落ちきっているという状態ではありません。クヌギなどの木には黄色い葉っぱがたくさんついています。これから行くところも、気候や植生は大きく変わりませんから、なんとか紅葉はみられそうです。

05 12/2 君津市濃溝の滝・清水渓流広場

 横から見た濃溝の滝です。このあたりが滝に一番近づける場所です。

06 12/2 鴨川市天津

 房総半島を突っ切って、南東側の海岸線に出ます。その後、しばらくの間、海沿いを走ります。影も長く伸び、景色は夕焼け色になり始めています。

07 12/2-3 鴨川市天津2

 海岸を歩いているときは、変わったものが漂着していないか探して歩いています。今回見つけたのは、動物の骨です。大型犬くらいの動物で、お腹あたりの背骨みたいな感じです。

08 12/3 鴨川から粟又の滝

 朝の出発時刻は7時50分です。添乗員さんが少し早めにすると言っていました。早いというのが、あまり気にならない時刻です。バスの座席は右側前方です。普通は左右を入れ替えてくれます。気にしていた人もいましたが、昨日と同じ道を逆向きに走っている距離の方が長いです。入れ替えると帰りも同じ景色を見ることになります。

09 12/3 粟又の滝1

 粟又の滝というのですが、旅行の行程表には栗又の滝と書かれています。ネットで栗又(くりまた)で検索しても粟又の滝がヒットしますが、「栗又」と書かれているサイトもたくさん引っかかります。紛らわしいですね。

10 12/3 粟又の滝2

 粟又の滝から下流側は滝巡りの遊歩道があります。まわってみるだけの時間的な余裕は設定してもらっていません。ここでは、滝を見るだけになっています。滝に向かって左側にも遊歩道が続いています。この道を進んでいくと駐車場のあるところにたどり着けるかどうかはわかりません。まだ、出発までしばらく時間があるようなのでこちらに行ってみることにします。道の最初にある登り口の所は、すべりやすくなっています。慎重に降りる人が多く列ができています。降りる人が降りきって始めて登り始めることができます。この待ち時間はけっこうあります。

11 12/3 養老渓谷中瀬遊歩道1

 粟又の滝から、バスは川に沿って下っていきます。しばらく走るといかにも観光地というような場所に着きます。脇道に入り駐車場に止めようとしますが、入口が鎖で閉鎖されています。ここを借りる手はずになっていると、鎖をはずして中に止めます。しばらくしてから管理人さんみたいな人が来て、止める場所はここにしてくれと指示を出します。ここに止めるのはよかったみたいです。

12 12/3 養老渓谷中瀬遊歩道2

 このあたりの道も滑りやすく歩きにくい道です。石などの上に被った泥がよく滑るようです。ちいさなこどもに、木の上を歩くように指示を出しているお父さんがいましたが、そちらの方が滑るような気がします。

13 12/3 奥養老バンガロー村

 養老渓谷中瀬遊歩道の共栄橋からは小湊鐵道養老渓谷駅に向けて歩きます。しばらくは普通の道路になります。景色もたいしたものはありません。ひたすら歩くだけです。ときおり紅葉のきれいな木が見られます。

14 12/3 養老渓谷ハイキングコース

 分岐点からは、かなりきつい登り坂が続きます。息が切れている人が多いようですが、何とかそうなる前に登り切ることができました。比較的ハイペースで登れたので、先ほどのお母さん達に、また追いついてしまいました。

15 12/3 養老温泉

 道はしばらく緩い登りで、峠を越えるとこれから行く先の見晴が急に開けてきます。見える町並みは養老温泉街です。その脇に目指す白鳥橋はあります。

16 12/3 養老渓谷駅から江川海岸

 養老渓谷駅前はものすごい人だかりです。改札前には太い長い列ができています。何かと思ったら、ここをまもなく発車するトロッコ列車の乗車待ちでした。駅前にはこれに乗ってきた人たちもいたのでしょう。列車は、どんなものなのかのぞいて見ました。SLをかたどった機関車に牽引されているようです。親子連れがその前で記念写真を撮っていました。

17 12/3 江川海岸

 江川海岸付近は南米にある有名な湖の風景に似ているいうこと「日本のウユニ塩湖」として紹介されたことがあります。ここでは、海の中に向かって電線が張られています。沖合にある、密漁監視小屋に電気を供給するために引かれたものです。引かれた電線のようすが、有名アニメ映画の水面を走る電車の風景を思い起こさせるということでも、有名になってきた場所です。

18 12/3 江川海岸から横浜

 見学する場所はこれで終わりです。後は大阪に向けて帰るだけです。バスが発車しようとしたのですが、たくさんのバスが入ってきた直後でした。駐車場が一気に狭くなった上に、歩いている人も多く、なかなかでられませんでした。

19 12/3 小田原から帰阪

 保土ヶ谷バイパスは、くるときは混んでいました。帰りも渋滞が心配です。走ってみたら車が多いかなというくらいで、目立った渋滞もなく走るぬけることができました。それほど時間はかからずに横浜町田ICに到着です。ここからは東名高速に入ります。分岐せずに真っ直ぐ行く方の道は混んでいました。この列が長くなれば渋滞に巻き込まれるところでした。外の景色をみると、西日が赤くなり始めています。紅葉の色を目立たさせています。

20   感想その他

<ツアーの目的地>
 今回のツアーの目的地は3ヵ所(4ヵ所?)あります。そのいずれもが今まで訪れたことのない場所です。このツアーを選んだ理由のひとつはまさにそれです。最近になって有名になった場所ということが関係しているようです。ツアーの案内を見ていると、前々回の房総半島への同じタイトルのツアーでも、目的地の一つが差し替えられたりしています。今回の目的地について、思ったことを書いていきます。



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