ヨッシンと地学の散歩 > 旅行記
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2017/12/15-17 橋が結ぶ5つの島


01   大阪出発まで

 種子島の旅行計画ができて、次はどうしようかと旅行会社のパンフを見ているとレンターカーで巡る宮古島2泊3日というツアーが目に入ってきました。何といっても、費用が安いのが魅力です。6万円を切っています。距離的には近いはずの種子島への新幹線・高速船・レンタカーの料金合計だけで同じ額になっています。これに宿泊費がかかりますから、値段的にはかなりお得といえるでしょう。
 宮古島は行ってみたいところの一つでした。ツアーへの参加条件も適合しています。日程としては、どうなるかわかりませんが星を見ることを考えて月半ばのものにします。参加可能な日を探してみると12月15日出発というのが空いています。難点といえばこの時期の先島諸島は天気があまりよくないということです。この点は運任せにするしかないでしょう。欲をいえば4月以降にしたいところです。

02 12/15 大阪から那覇空港まで

 那覇便の座席は36K、後方の右窓側になります。このところ窓側の席が続いています。後方の席なので優先搭乗に続いて飛行機に乗り込むことができます。席についてからほぼ予定時刻に飛行機は動き出しました。その後は、動いたり止まったりを繰り返します。滑走路の先端で、後方を見ると離陸予定の飛行機が並んでいます。この時間は、離陸機がたくさんあったようです。

03 12/15 宮古島到着

 宮古行きの飛行機は到着したゲートのすぐ隣から出発です。付近に出発ゲートがいくつかあり、そこから帰る予定でしょうか、何校かの修学旅行生が並んでいます。乗ってきた飛行機を使って帰る学校もあるようです。
 出発までしばらくあります。その間にトイレに行っておきます。途中に売店が並んでいます。戻る時にのぞいて見ました。まだここでは買う予定はありません。しばらく時間をつぶしたあと、待合にいると搭乗が始まりました。座席は25Aで左後部の窓側席です。窓側席が続きます。

04 12/15 宮古島 平良の町

 飛行場が真横に見えているということはいったん通りぬけて反対の南東側から着陸するようです。そのためにはこれから大きく旋回しないといけません。南西方向に進み、伊良部大橋の上空から、与那覇湾の入り口付近を中心に左に回っていきます。回り始めて前方の海の上に島が見えてきました。来間島です。島の左側にあるのが来間大橋です。

05 12/16 伊良部島へ

 ここのホテルの窓からは、一晩中明るい光が差し込んでくるので、ほとんど寝られませんでした。前のショッピングセンターからと思っていたのですが、ベランダに照明があってそこから光が入ってきているようです。今晩はこれの対策を考える必要があります。
 窓の外が明るいせいなのか、寝られなかったせいなのか、気がついたらだいぶ遅い時間になっています。朝食前に周辺を散歩するどころか朝食時間も始まっています。急いで着替えて朝食会場に行きます。種類は少なめですが、バイキング形式です。朝食としてはこれでじゅうぶんです。

06 12/16 下地島南部

 地図で伊良部島を見ると大きな島のように見えます。よく見ると西側3分の1位の所に南北に細長い海が縦断していて、島を2つに分けています。渡口の浜の入り江はその南の入り口になります。ここを境にして東側が伊良部島、西側が下地島になります。間にある海は海峡ということになるのでしょう。これがどのようにしてできたのか興味があります。渡口の浜の入り江は人工的なようにも見えます。そうなら、これは海峡とはいえないでしょう。何といっていいのかわからないので、とりあえず海峡ということにしておきます。

07 12/16 下地島北部

 下地島西側、ちょうど真ん中くらいの所に帯岩というのがあります。岩と名前がついているものは、見ておかないといけないでしょう。標識もありますので迷わず到着することができました。岩の前に鳥居があります。大きな看板も作られています。そこには本岩根岩と書かれています。それ以外は意味不明な看板です。
 岩は直径が20mほどで高さは10mちょっとあります。かなり大きな岩です。

08 12/16 伊良部島カタバルイナウ

 下地島の西海岸に沿って北上しています。通り池への分岐からはすぐに北端に到着します。下地島には空港があって、その滑走路の北側は海にせり出しています。ここからは、滑走路に沿ってぐるっと回っていく道になります。この部分に入ると道は狭くなります。正面から大型バスがきたので手前で待っていたのに、変な進み方をしてきたおかげでバックさせられてしまいました。そのまま通過していて、すれ違う直前に待避できる場所はあったようです。

09 12/16 伊良部島西海岸公園

 佐和田の浜を過ぎると、伊良部島の北端まで一気でした。着いたのは白鳥崎です。カタバルイナウ北側の珊瑚礁は、ここからまっすぐ西に延びていきます。
 白鳥崎の展望所から海を見ると、この付近では珊瑚礁が海岸近くにあるのに、それが沖合に向かってどんどん伸びていくように見えます。もちろん礁湖の青と外洋の青、間にある波の白の色具合が絶妙です。

10 12/16 伊良部島サバウツガー

 伊良部島の北端から東端の海岸線は膨らむように緩くカーブしていて、その真ん中付近の一番出っぱったところに佐良浜の集落があります。この集落の北側の海岸にサバウツガー(サバ沖井戸)という井戸があります。順番として次の目的地はここになります。
 佐良浜集落の中では道路が入り組んで、どの道が通りぬけられるのかわかりにくいのですが、車を走らせていた道沿いに、サバウツガーへの標識が何カ所かありそれに従っていけば到着することができました。

11 12/16 伊良部島ヤマトブー大岩・牧山公園

 さばおき園地からさらに南を目指します。佐良浜の町中は、カーナビで位置を確認しながら、通りぬけられそうな道にを選んで通りぬけました。広い道に出ればあとは一直線です。伊良部大橋の手前にヤマトブー大岩というのがあります。まずはそこを目指します。
 ヤマトブー大岩は、非常にわかりやすいものでした。その前後には車を止められそうな所がありません。だいぶ行きすぎたところに浜への入り口が広くなっていて、車が何台か駐まっています。その横に入れさせてもらいました。

12 12/16 宮古島西海岸北上

 伊良部島下地島は、島内に観光名所の記された看板があってそれに従うと回りやすい島でした。まだみていない3島もこんな感じなのでしょうか。
 伊良部大橋を渡ってそのまま真っ直ぐ進んで行くと平良の市街を横切ります。道はいったん狭くなって、再び広くなったところの交差点は大和井と書かれています。国指定の遺跡のようです。信号待ちで止まった横を見ると大川(ウブカー)と書かれた解説板もあります。気になるので車を駐めて見ていきたいのですが、ざっと見て車を止められそうな所がありません。交通量も多いので探している余裕もありません。結局流れに押されて通り過ぎてしまいました。

13 12/16 宮古島西平安名崎

 西平安名崎に通じる道を進んでいきます。右側に風力発電用風車、左側に海が見えています。風車がなくなったところに駐車場があります。上に展望台が見えています。道は続いています。まだ先へいけるようですが、ここに車を駐めることにします。
 最初に展望台に上がってみました。西平安名崎展望台といいます。展望台から東側の海です。橋があってその左に島が見えます。池間大橋と池間島です。

14 12/16 池間大橋

 宮古島の北端は世渡崎といいます。西平安名崎よりはほんのわずかに北にあります。世渡崎から池間島へは世渡橋をわたり細長い島を縦断してから、池間大橋を通って行くことになります。島があるというより、世渡崎が先端部で分断されているような感じになっています。
 池間大橋を渡る前に見ておきたいので、車を駐められるところがないか探します。島の北半分は駐車場になっていました。渚まで下りる階段があります。横にあった岩です。波で溶かされて大きく窪んでいます。

15 12/16 池間島

 これから島を一周することにします。向きは左回りです。こちら向きにした理由は特にありません。強いていうなら、湿原が見たくて先に行けるようにしたいというくらいです。
 島の北東の角くらいの所にフナクスという場所があります。キャンプ場があってその名前にフナクスと書かれています。駐車場があるので車を入れました。海岸に近い場所なので、海を見に行くことにします。ウエットスーツを着た人がたくさんいます。天気がよくて暖かく、ダイビング日和なのでしょうか。

16 12/16 宮古島島尻マングローブ林

 ハート岩から池間島の西海岸を南下していくと、池間島の集落のあるところに出ます。観光案内を見ても特に何かあるようではないのでパスします。道は町を迂回するように通っています。そのまま進んで行くと池間大橋へ、その後すぐに池間大橋に到着しました。
 橋を渡って宮古島に戻ります。この後は西海岸に沿って南下して行く予定です。世渡崎の細い岬をぬけて、広い半島に出たところで海岸に出られる道を探します。狩俣の集落をぬけたところで、海の方に向かう道がありました。分岐点にある標識には入っていくと島尻マングローブへ行けると書かれています。この道を進む事にします。

17 12/16 宮古島熱帯植物園

 マングローブ林から南に進んでいくと、島尻の集落に出ます。地理院の地図にはここに先島諸島火番盛(ヒバンムイ)というのがあると書かれています。ここのものは島尻遠見といいます。池間島からここに来る途中にも、狩俣の集落にもあると書かれていました。池間島にもあったようです。火番盛というのは何なのか気になるので探してみることにしました。
 場所は、集落から漁港にぬける途中の峠になったところにあるようです。カーナビには場所が示されません。地理院地図の示す場所に向かいますが、道が細くなりすぎてそれ以上進むのを断念しました。

18 12/16 宮古島東部から平良市街へ

 雨が激しいので回避する手段として、近くの総合博物館を見学するということを考えてみました。開館しているのですが、時計を見ると入場締め切り時間をわずかに回ったところです。残念ながらこの方法は使えないということになりました。
 島の南下を続けることにします。ここにくるあいだに、この先に比嘉ロードパークがあるという標識が出ていました。ここなら何かありそうな感じがするのでここを目指していくことにしました。

19 12/17 宮古島 与那覇湾

 朝は目覚ましの音で起きました。カーテンを開けて見ると外はまだ薄暗いようです。まだ日の出まで1時間近くある上に、空は雲で覆われています。食事時間までそれほどないことですし、近くに見所になる所はありません。散歩には出かけないことにします。今朝の食事は、団体客が泊まっているため混雑が予想されるそうです。早めに行くことにしました。まだ少し時間がありますので、荷物を整理したりとかで時間をつぶします。
 食事会場で一緒だったのは同じ旅行会社のツアーでした。添乗員さんがいたので団体保険のことを聞いてみたのですが、わからないとのことでした。食事をすませて、荷物を持ったら出発します。

20 12/17 宮古島与那覇前浜

 与那覇湾の西側には半島状のものがあります。特に名前はついていないようです。その先端から、湾を半分ふさぐような形で細長い岬がのびています。砂州のようですが、特に砂が運ばれてきたというような形跡はありません。砂州ではないのかも知れません。この岬の先端は西浜崎といいます。変わった地形なのでここを目指すことにします。
 半島の与那覇湾側を北上します。海岸林があってそれを横断するような道はないようです。

21 12/17 来間島 タコ公園

 来間島を調べていて1つ気になったものがあります。島の東海岸のタコ公園という場所に、まっすぐな崖に挟まれた細長い入り江があります。幅が20m奥行きが100mほどです。この延長は、凹地となって島を縦断しているようです。あまり他ではみられない地形です。これが何なのかは非常に興味があります。
 来間大橋を渡ってすぐの所に、広い空き地があります。ここからタコ公園に行く遊歩道があります。この空き地に止めなくても道路をほんの少しいったところに東公園がありここにも駐車場があるようです。

22 12/17 来間島一周

 来間島でもう一つ気になるものが、来間ガーです。来間島を周回する道路から離れたところにあります。その間は崖があります。タコ公園から続いている崖です。この崖を横切るのは無理ですから、来間ガーにいくには来間漁港に下りてからいくしかないでしょう。
 来間大橋を渡った道を進んで、来間漁港の方に右折しようとすると工事中通行止めと書かれています。道は狭くなりますが、来間の集落から下りていく道もあります。こちらも進んで行くと工事中になります。通行止めではないようなので、そのまま進んで行くと、先ほどの道と合流し、来間漁港につくことができました。漁港の桟橋から見た来間大橋です。ちょっと雨がぱらついています。

23 12/17 来間島 竜宮展望台

 タコ公園に行くために車を止めた場所に案内図がありました。タコ公園からずっと遊歩道が続いています。北側は案内図のあったところを通って、竜宮展望台まで続いていると書かれていました。ヤーヌスの祭りの広場から林をぬけると遊歩道に出ました。案内図に書かれていた遊歩道かどうかははっきりしません。
 今行こうとしているのは、竜宮展望台です。車を運転しながら探すのは大変です。この付近は狭い道が入り組んでいます。歩いて探す方が見つけ易ずそうです。といってもいまいる位置からも展望台は見えませんし、どれくらい離れたところにあるかもわかっていません。当てずっぽうで行くしかないようです。

24 12/17 来間島から宮古島へ

 竜宮展望台から、遊歩道を通って車まで戻ります。ヤシガニはどこかにいったのかいなくなっていました。
 ヤーヌスの祭りの広場に車で向かっている途中で気になったものがありました。鳥居があってよこに説明が書かれた看板がありました。これを見に行くことにします。歩いて行くとちょっと遠いかなということで車で戻っていくことにしました。といっても、距離的には竜宮展望台よりわずかに長いだけです。道はまっすぐなので道のりで考えるとこちらの方が近かったようです。

25 12/17 宮古島南海岸

 来間島から来間大橋を渡って宮古島に戻ります。そのまま海岸沿いに回っていきたいのですが、しばらくはゴルフ場が続き、海岸には近づけません。海岸に一番近い道を走っていきます。
 ゴルフ場を過ぎて少し走ると、橋が見えてきます。橋を渡った先に展望台のようなものがあり、駐車場が併設されています。ここに車を入れて、橋から川の様子を見ることにします。

26 12/17 宮古島 インギャーマリンガーデン海岸

 博愛漁港から、宮古島の南河岸に沿って東に進んで行きます。すぐに大きなリゾート施設群のある地域に到着します。特に興味を引く施設はないようなのでパスすることにします。施設の海側を通る道路と山側を通る道路の2手に分かれます。海が見られたらということもあるので、海側の道を通ることにしました。
 この区間ずっとゆっくり走る車の後についています。景色もゆっくり見られるので別段気にはなりません。そのわりには海はほとんど見られませんでした。もう一つ気になったのは、歩いている人が多いということです。どこかを目指しているというのでもないようです。リゾート施設に泊まって、健康増進のために歩いているようにも見えます。

27 12/17 宮古島インギャー海岸展望台

 次は、車を止めたところから見えていた展望台を目指すことにします。橋の所まで戻らなくても、そこまでの真ん中くらいの所から登っていく道がありました。丘が海にせり出した一番先端あたりからです。
 道を登っていくにつれ、海を上から眺めるようになり、海の中のようすがよくわかるようになってきました。
 展望台までの途中で見えた、入り江の入り口です。駐車場から漁港付近までが見えています。

28 12/17 宮古島 友利のあま井

 インギャーマインガーデンの駐車場に、「綾道(あやんつ)宮古島neo歴史文化ロード砂川(うるか)・友利コース」と書かれた案内板がありました。周辺の遺跡などを巡るコースを示した地図です。他にもいろいろなコースがありそうですが、これに書かれている、友利のあま井(ガー)は行ってみたかったところですし、砂川(うるか)遠見は今まで何度か見損ねている火番盛のひとつです。回ってみたいのですが、距離が5kmで所要時間が3〜4時間と書かれています。車で行けるところを回ることにします。

29 12/17 宮古島 上比屋山遺跡

 綾道に書かれている道順に従って進んで行きます。この先で県道に出ます。その手前に金志川豊見親(とゅみゃ)屋敷跡遺跡があると書かれています。これを探しながら進んだのですが、見つけることはできずに県道に出てしまいました。ここはあきらめて次を目指します。実際には、県道沿いからちょっと奥まったところにあったようです。
 県道を少し進んで、渡るような感じで脇道に入って進んでいくと嶺間御嶽(ンニマムトゥ)があります。この近辺の村が航海の安全のために崇拝していたようです。祭神は津波でただ一人生き残った女性と東平安名崎に難破してたどり着いた船に乗っていた男性だそうです。二人は結婚して子孫に恵まれたそうです。

30 12/17 宮古島 ムイガー断崖・竹中山展望台

 ウイピャームトゥの祭場から車に戻ったものの、上比屋山遺跡を見つけていません。ここにあったというだけなのかも知れません。気にはなるのですが、これ以上探しても見つからないでしょう。先に進むことにします。
 もとの海岸沿いの道に戻り、さらに東を目指します。道路は長い坂を登っていくようになります。登り切ったところに駐車場があります。ムイガー断崖の上についたようです。展望所のようになっていて景色を見ることができます。

31 12/17 宮古島 保良泉ビーチから東平安名崎

 宮古島もだいぶ東の端近くまでやってきています。それでも東平安名崎までまだだいぶあります。国道との交差点の所に、海宝館という建物があります。シュノーケリングツアーをしたり貝の博物館を見ることができるようです。泳げませんし、メガネを取ると何も見えません。これでは海に入るわけにはいきません。貝もちょっと見ただけで頭がパンクしてしまいます。ここはパスさせてもらいます。

32 12/17 宮古島東平安名崎

 ここからまだ岬の先端までは500mほどあるいて行かないとたどり着けないようです。灯台はかなり先に見えています。たくさんの観光客がいます。今まで回った観光地の中で、一番人が多かった場所になります。観光バスだけでも3台駐まっていました。少なくともここは先端まで往復するだけで時間がかかりそうです。その分観光時間が長くなりバスが重なるのでしょう。

33 12/17 宮古島 吉野海岸・新城海岸

 見晴台では向こうからバスがやってきているようです。どこかにぬけられるのだろうと思い、そのままいこうとしたら、道はすぐに行き止まりになりました。ここでバスがターンしているようです。広いので自家用車の方向転換は楽でした。
 道を引き返し、島の外周を回る道路に入ります。海岸側にゴルフ場が続きます。その入り口を過ぎた所に吉野海岸の方向を示す標識がありました。見に行きます。道を左折してすぐの所に広い駐車場があります。これは無視します。そのまま進んで行くと断崖を斜めに下って行くように道があります。

34 12/17 宮古島 宮古空港へ

 地下ダム監視施設の見学が終わっても、まだ車の返却まで1時間あります。あと1ヵ所くらいは見て行けそうです。この近くに鍾乳洞があったようです。カーナビでもその場所を見つけることができました。次はそこに向かいます。
 カーナビの指示に従って進み、あと一息で到着というところで肝心の道路が工事でなくなっています。進めないので、あるはずの道路の反対側から入っていくことにしました。迂回してやっと到着というところでやっぱり工事で道がなくなっています。鍾乳洞へは行けないようです。道の途切れたところから見た、鍾乳洞方向です。現地では見つけられなかったのですが、重機の向こう側に、オレンジ色の屋根に鍾乳洞と書かれた建物が写っています。

35 12/17 宮古空港から帰阪

 搭乗待合室に入って搭乗開始になるのを待ちます。それまで、まだしばらくかかりそうです。売店の方をみると、宮古そばと書かれた看板があります。3時間後の8時までは飛行機の中です。夕食の時間である事を考えると、食べておこうという気になってきました。ソーキそばを注文しました。できあがって箸をつけようとしたら、搭乗が始まりました。熱いのですが急いで食べます。搭乗の列がなくなるころまでには何とか食べ終わることができました。


36    感想余談など1/2

 冬から春先にかけての沖縄はあまり天気がよくないのが普通です。天気予報もあまり良いものではありませんでした。それに対して2日目の昼過ぎまでは、非常に晴れ渡り、車の中は暑いかなというくらいまで温度が上昇しました。
 天気がよかったこともあって、海がきれいな色で見えていました。3日目のインギャーマリンガーデンなども、海の色はきれいでした。晴れていたらもっときれいだったかも知れません。ちょっと残念ですが、この色でもじゅうぶんでした。

37    感想余談など2/2

<津波石>
 下地島にあった帯岩は、津波によって打ち上げられたものだという説明が書かれていました。このようなものは津波石といいます。東日本大震災のときにも、東北各地の海岸沿いで大きな岩が動いたということが記録されています。
 帯岩はかなり大きなもので、それが高さ15mの台地の上に打ち上げられています。この岩が、元々は海岸近くにあったことはその名前の由来になった帯状のくぼみから推定できます。このことから、津波の高さは相当高く(20mはあった?)、その威力はものすごいものだったと想像できます。

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