散歩道の風景 写真集(No.1)
道標(top)
和歌山県白浜町市江崎
新生代第三紀中新世
地層の表面を上から見ています。半円が重なった模様が、曲がりながら続いているのが何列か見えます。
首を振りながら、泥を食べる生物が後ろ向きに進んでいったようにも見えます。
別の意見として、ウニが進んでいった跡というのもあります。
いずれにしても、生物の進行方向は同じです。どちらかわかりますか。
和歌山県白浜町袋崎
新生代第三紀中新世
下に書いた地層と同じ模様のある地層を上から見たものです。一点から放射状に管が伸びています。
中心点は、地表への出口だったのでしょうか。出口への穴ははっきりしません。
生痕化石はいくつかの特徴からどんな生物がつけたのか特定できることもあるのですが、
写真の生物は何だったのかよくわかっていません。
和歌山県白浜町袋崎
新生代第三紀中新世
ある地層を横から見たものです。地層の中は、チューブのようなものがいっぱい集まってできています。
これは、泥の中に穴を掘って住む生物が作った巣穴の中に砂がたまりかたまった後、泥が流されてできたものです。
和歌山県白浜町袋崎
新生代第三紀中新世
地層の表面が、水面の波のような形になっています。さざ波の痕跡ということで漣痕といいます。
地層中に残されているということで漣痕化石といわれますが、生物が作ったものでないので正しくはありません。
それぞれの波の、右側の傾斜がゆるく、左側がきつくなっています。これは、左から右への流れがあったからです。
2007年10月27日〜11月17日
ホームズ彗星は、だんだん大きくなってきましたが、逆に淡くなり見にくくなってきました。
拡散した粒子が、その勢いで球状に広がっていっているためです。
まもなく市街地では見えなくなるのでしょうか。
尾はまだ見えていません。
右側(南側)に粒子が流され始めているようにも見えます。彗星本体の向こう側に尾ができるので、
尾は見えないだろうといわれていました。
27日からの写真を彗星の部分だけを切り出し並べてみました。
彗星が大きくなるとともに。淡くなっていく様子がわかります。
2007年10月10月31日20時35分
月明かりの影響が無くなったので、暗い星が見えるようになり、北極星がやっと見える我が家からも、
肉眼で彗星が確認できました。雲が全くなかったので、望遠鏡を使った撮影に挑戦しました。
Pentax istDL + Vixen VMC200L f=1950mm
直接焦点 60s
2007年10月10月27日20時55分
前々日の25日に、ホームズ彗星が40万倍に明るくなったというので、その方角を探してみました。
26日にはそれらしいものを見つけられなかったのですが、27日には双眼鏡でぼやっと広がる天体が見えました。
その方向にカメラを向けて撮ると丸く広がる天体が写りました。左上の白いものは雲です。
Pentax istDL f=120mm F4 10s
2007年10月10月27日14時35分
昼過ぎに軽いにわか雨が降った後、急に日差しが強くなりました。
このような日には、虹ができることが多いので、北東の方角を見ると、きれいな虹ができていました。
虹の高さもそれほど高くはなく、向かいのマンションに半分かくれていました。
雲や雨粒のなさそうなところにも虹が見えます。
2007年10月9月25日午後10時00分
秋分の日の翌々日が、中秋の名月となりました。よく見ると左側が少しかけています。
これは、旧暦の15日はほんとうは満月でなく、その翌日が満月となるためです。
Pentax istDL f=120m*2*1.4 F4*2*1.4 1/125s
2007年10月9月18日18時45分
月の近くに明るい星があったのでとりました。木星でした。よく見ると月の近くに赤い星が写っています。
さそり座の一等星アンタレスです。
月の影の部分も光っているのがわかります。
地球で反射された太陽の光で照らされているからです。地球照といいます。
Pentax istDL f=120mm F4 1/2s
2007年9月12日 午前9時55分
この日は朝から、日に傘がかぶっているのが見えました。やや虹色に見えます。
午後3時過ぎまで出ていたのですが、急に雲が無くなりました。
傘がかかると天気が崩れるといわれていますが、それほど崩れませんでした。
2007年9月12日10日 午後5時50分
夕方西の空を見ると雲が虹色に光っていました。30分以上見えていたようです。
雲の一部分が色づいて見えることがあるのですが、
これほど大きなものは初めてです。同じ大きさの雲粒が等間隔に並ぶとできる現象らしいのですが、
詳しいことはよくわかりません。
2007年9月6日 午後6時5分
写真中央の地平線に向かって、空に黒い筋が見えます。筋は手前の雲から伸びていますので、
雲の作る影であることがわかります。太陽と反対側では、このように一点に集まるように光芒(薄明光線)が伸びます。
2007年9月2日 午後2時45分
太陽にかかる日傘です。日傘とは、太陽の周囲の雲が光りを反射して明るく見える現象と勘違いしていました。
実際には、このように太陽から22度離れたところにできます。
2007年8月28日 午後7時40分
月が地球の影に完全に入る皆既月食が起こりました。
皆既月食中でも地球大気を屈折して通り抜けた光が月にあたっているので月は赤く見えます。
この後2時間ほど厚い雲に覆われていたため、月食が終わる様子はほとんど観察できませんでした。
2007年8月24日 午後6時50分
この光芒は、2本の光の筋が見えるのが特徴です。
奥にある雲の間を通り抜けた太陽光が手前にあるもやを照らしています。
太陽はすでに沈んでいるので雲と空を赤く照らしています。右にある白い細い筋は飛行機雲です。
2007年8月22日 午後8時55分
この日は、日没後から雷鳴が響き、空が光っていました。
カメラを空に向け20秒露出で続けざまに撮影すると、稲妻が30枚近く写っていました。
いくつも枝分かれするもの、何本も伸びるもの、曲がりくねっているものなど表情は様々です。
この間落ちたのは一回だけでした。
2007年8月18日 午後7時5分
太陽から伸びる黒い筋が見えます。もやのかかった空に太陽の光が当たっているのですが、
何かの影にあたるところだけが黒く筋になっています。地平線の見えないところに大きな入道雲があるのでしょうか。
2007年8月1日 午前5時5分
石鎚山弥山山頂
日の出直前に西の方を見ると、水平に赤く染まった下側が青黒くなっていました。
赤いところは日の光が当たっているところで、厚い大気層を通り抜けているので赤くなります。
その下側は光が当たっていないので暗く見えます。従って下の暗いところが「地球の影」になります。
地球影のすぐ上側にほんのりと赤くなった筋が見えます。この筋は「ビーナスベルト」とか「ビーナスの帯」と呼ばれています。
ヨッシンと地学の散歩 :
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