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散歩道の風景  写真集(No.30)

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火星とプレセペ(M44)
火星とプレセペ(M44)
2023年5月31日21時20分

 散開星団プレセペに火星が接近していました。翌日はプレセペの中を通過の予定でした。 この日以後は曇りが続き、これが一番接近したときのようすになりました。
 右斜め下のオレンジ色の明るい星が火星です。そのすぐ右下の星はプレセペを囲む4つの星の一つです。
PentaxK50+zoom300mm F5.8 10sec 明るさコントラスト調整
ターコイズフリンジ
ターコイズフリンジ
2022年11月 8日20時45分

 皆既月食が終わった直後に、地球の本影の縁からすぐ内側をみると青白く光っていました。皆既月食になる直前ははっきりとはわかりませんでした。 トルコ石の色ということでこの名前がついています。 暗いところが赤黒くなっているのは、地球大気を通りぬけた光が屈折して届いているからです。夕焼け色に染まっています
PentaxEDHFx1.4 + PentaxKp 1sec
部分月食と天王星食(潜出)
部分月食と天王星食(潜出)
2022年11月08日21時20分

 天王星が月の向こうからでてくるときのようすです。皆既月食が終わって、半分以上満月形にもどっています。 月が明るいので、6等星の天王星はほとんどわかりません。暗いところを強調して何とか月からでてくるようすがわかりました。
右側にでてくる部分を拡大したものを載せています。
PentaxEDHFx1.4 + PentaxKp 1/8sec 4枚の写真を比較明合成。明るさコントラスト調整をしています。
皆既月食と天王星食(潜入)
皆既月食と天王星食(潜入)
2022年11月 8日20時30分

 皆既月食中に天王星食の潜入がありました。潜入時のようすをインターバル撮影してみました。 その中から3枚を選んで比較明合成をしています。月は皆既食中なので赤っぽく写っています。 右下は天王星潜入部分を拡大したものです。月に対して右斜め上の方向に移動しています。 月の反対側でも恒星が月からでてくるところ、下側右よりにはおひつじ座の恒星が写っています。
PentaxEDHFx1.4 + PentaxKp 3sec 3枚の写真を比較明合成しています。
月とISS
月とISS
2022年 6月 3日20時20分

 月の前を国際宇宙ステーション(ISS)が通過したときのようすです。この日のISSの軌跡を撮影するために設置したカメラの画像です。 2秒露出、3秒インターバルで写した画像の内、通過前後のもの5枚を比較明合成しています。写真の上が天頂方向になります。
 14秒間でISSが意外と速く動いているのがわかります。横の2つの星はポルックスとカストルです。
PentaxK50 18mm F3.5 ISO400 合成後約1/5サイズにトリミング
月とISS
月とISS
2022年 6月 3日20時20分

 月の前を国際宇宙ステーション(ISS)が横切るというので望遠鏡をセットして待ちました。 直前までISSが肉眼で見えなかったので、通過チェックは望遠鏡での確認しました。
 望遠鏡の視野に入ってきてから、通過し終わるまでは一瞬でした。何とか写せたのは月面上を通過した後でした。 ISSの動きが速いので、1/30秒の露出でも流れて写っています。上が北になっています。

PentaxEDHF×1.4+PentaxKp (f1000mmF10) 1/30sec 2枚の写真を比較明合成 ISSを強調
ケレス
ケレス
2021年10月29日20時35分
2021年10月30日20時40分

 衝になる直前のケレスがヒアデス星団の中を逆行しているというので、探してみました。 明るさは7等くらいで暗く、みただけでは他の星と区別ができません。 しばらく経ってから他の星との位置関係が変わっているものはないかと調べてみたら、見つけることができました。
 マウスを重ねると、翌日の写真を表示します。上が西になります。
PentaxEDHF(700mm)x1.4+PentaxKp 24sec 2枚目:露出20sec 位置調整のためトリミング後明るさコントラストを調整しています。
カノープス
カノープス
2021年2月24日20時00分ごろ

 りゅうこつ座の一等星です。南の空低空に見えるので、めったに見る機会がありません。 この冬は雲がかかっていることが多く見られるチャンスはそれほどありませんでした。
 久々にでているのがわかったので、400mm望遠レンズで10秒露出20秒インターバルで写してみました。 写真約70枚をを合成しています。 たくさんの飛行機が近くを通過しましたが、幸にもカノープスとかかるものはありませんでした。 建物の段になっているすぐ右あたりが真南になります。
土星と木星の最接近
土星と木星の最接近
2020年12月21日17時55分

 2020年の木星と土星の接近は、2つの惑星軌道の交点付近で起こったため非常に接近しました。 その距離は0.1度で、星がほとんどくっついて見えるくらいの距離でした。
 太陽との合に近いため、全体的にそれほど明るくなく、夕方見え始めても低高度で、すぐに沈んでいくという点は少し残念でした。
 木星の上にあるのがガニメデ、下にイオとエウロパが並んでいます。 土星の右斜め下は衛星のタイタンです。
C14x2+PentaxKp シャッター速度を変えて写した4枚の写真を貼り合わせています。
さそり座からいて座の銀河
さそり座からいて座の銀河
2018年09月03日21時05分鹿児島県下甑島

 さそり座が山に横たわるようにして沈もうとしています。尾の先からいて座にかけての天の川が写っています。 湧き上がる雲のようです。 天の川が縦方向になるように写したため、地面が傾いています。

PentaxK30 18mm F5.6 60sec ISO1600
いて座の銀河
いて座の銀河
2018年09月02日20時15分鹿児島県上甑島

 天の川銀河の中心部に近く、天の川が一番明るく見える所です。真ん中は銀河の塵によって星の光がさえぎられ黒い帯のように写っています。 散光星雲や散開星団もたくさんあり、見応えのある場所です。
 真ん中付近の明るい星は土星です。

PentaxK30 70mm F3.5 60sec ISO1600
みずがめ座球状星団M2
みずがめ座球状星団(M2)
2020年11月11日22時15分

 みずがめ座にある球状星団のうち、β星(サダルスウド)からペガスス座エニフのに向かって1/4程いったところにあります。
 写真ではたくさんのオレンジ色をした星が丸く集まっています。中心近くほどたくさん密集しているのがわかります。

C14+PentaxKp 90sec RAWから画像処理をしています
ペガスス座球状星団M15
ペガスス座球状星団(M15)
2020年11月11日20時40分

 ペガススの鼻先(エニフ)からいるか座方向にある球状星団です。たくさんの星が密集していて、わりと明るく見える球状星団です。
 写真に写してみると、星で中心部が埋め尽くされたようになっています。全体的に星が丸く密集して集まっているのがわかります。

C14+PentaxKp 180sec RAWから画像処理をしています
や座球状星団M71
や座球状星団(M71)
2020年11月11日20時15分

 や座の矢の真ん中付近にある球状星団です。星がまばらなので散開星団とされていたこともあります。
 街明かりの強い所では中心付近の暗い星が写らず、散開星団のように見えます。 全体的に赤っぽい色をした星が多いことからすると球状星団といえるでしょう。

C14+PentaxKp 150sec RAWから画像処理をしています
木星と土星の接近
土星と木星の接近
2020年11月06日〜15日18時過ぎ

 土星と木星が20年ぶりに接近しています。今はまだ、木星が土星を追いかけているという状態です。もうまもなく追いつきそうです。
 11月6日に、APS300mmの対角線上に2つの惑星がはいってくるようになりました。 10日間の惑星の位置を背景の星を基準にして重ねてみました。動きがよくわかります。 7日は写せていませので、惑星の位置がかけています。
 各日、空の濃さが同じになるように処理した写真を比較明合成で重ね合わせています。 ぴったり重ならなかったので、星が動いたように写っています。

PentaxK50+300-55zoom(300mm) 露出5秒〜15秒
太陽黒点
太陽黒点
2015年 8月24日16時00分

 太陽表面では、11年周期で黒点が多くなったり少なくなったりしています。
 第24太陽活動周期は、あまり黒点が増えないまま2014年4月に極大を迎えました。 その後は、南側での活動がしばらく続きました。1年ほどしてから現れた。肉眼で見えたといわれた黒点です。 写真にはしっかり写っています。視力が並なので、肉眼での確認はできませんでした。

PentaxK30+300-55zoom(300mm)+ND400 1/6000sec 1/2(辺)にトリミング
火星
火星
2020年10月14日01時25分

 大接近直後の衝前日の火星です。この年も比較的近くまで接近し、この時の視直径は23秒角近くありました。
 右側が北側になっています。南極冠が小さいですが白く写っています。一般に海とよばれている低地も黒っぽく写っています。 オーロラ湾から続く、太陽湖・マリネリス峡谷付近が写っています。

C14x1.4+PentaxKp 20枚の画像を重合せ 実寸切出 右が北になっています
土星
土星
2020年 9月28日21時15分

 衝から2ヶ月後の土星です。衝を過ぎると土星を太陽の左側から見ることになります。土星の影も左側(東側)にのびて見えます。 写真では土星本体の影が、環の上左側に落ちているのがわかります、

C14x1.4x2+PentaxKp1分間の動画からの画像重合せ 実寸切出
こぎつね座アレイ星雲
こぎつね座アレイ星雲(M27)
2020年10月13日22時25分

 惑星状星雲です。空が少しくらい明るくてもしっかりと見えます。思ったよりも大きくて、いっぱいの大きさに写りました。
 中心部が青緑色で鼓型をしていて、その周りを赤い殻のようなものが取り囲んでいます。空が明るい分この付近の写りはもう一つです。

C14+PentaxKp1分露出 RAW画像からの現像、右が北になっています。
ヘルクレス座球状星団
ヘルクレス座球状星団(M13)
2020年10月13日20時55分

 ヘルクレス座にある球状星団はM13とM92があります。これはM13の方です。 大きく、球状星団の代表といえる一つです。空の暗いところなら肉眼で存在がわかります。 視力が良い人の話ではぼやっとしたかたまりに見えるそうです。
 写真では、オレンジ色の星がおおく、中心までびっしり詰まっているようすがわかります。
C14+PentaxKp1分露出 RAW画像からの現像、右が北になっています。



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